まーたる日記

米津さんLOVE❤️のブログ初心者です(^з^)-☆見た目問題当事者の視点から「見た目問題」について綴るとともに、まったり日常で思うことを書いていきます(*´꒳`*)よろしくお願いします(*´∀`)♪

介護現場の悲しい現実、そしてその未来。

こんばんは。

 

今日はちょっと真面目なお話です。

 

昨日、テレビで介護現場で起きている高齢者虐待のニュースを見ました。

 

有料老人ホームでのスタッフによる入居者様への虐待の様子が、生々しく放送されていました。

 

私は介護業界で働き始めてから22年になります。

 

現在は高齢者の方々がご自宅から通ってご利用される、デイサービスセンターで勤務しています。

 

若い頃は特別養護老人ホームに勤務していて、夜勤もバリバリやっていました。

 

大学で社会福祉を学び、高齢者福祉について勉強してきましたが、実際現場で働いてみると、その理想と現実のギャップにかなり驚いたことをよく覚えています。

 

介護の世界は3K(きつい・きたない・給料安い)とよく言われますが、

 

実際問題、その通りであります。

 

特別養護老人ホームで働いていた時は、介護保険が開始される前だったのでスタッフにとってはまだ少しは働くことが今ほどしんどくなかったのかなと思っています。

 

介護保険が開始されてからはいろんなシステムが変わり、正直スタッフのモチベーションが下がることの方が多い現実なのではと思うんです。

 

私が働いていた施設は認知症の入居者様がほとんどで、とにかく仕事量が半端ない施設でした。

 

座っているのは夕飯を食べる1時間ほどだけ。

 

その間ナースコールが鳴れば居室に駆けつけなければいけないし、スタッフの詰所にもひっきりなしに認知症の入居者様がいらっしゃり、夕飯食べた気がしなかったです( ̄▽ ̄;)

 

入居者様のオムツ交換、トイレ誘導、就寝誘導、洗濯物の片付けや掃除、夜勤日誌を書いたり担当の入居者様の様子を書いたり。

 

時間があっという間に過ぎ去る〜‼️

 

当時はぴちぴちの二十代、体力もあったからこそできたんだと思います。

(夜勤をやっていらっしゃる同年代、または年上の方々、本当にお疲れ様です❗️尊敬します❗️)

 

 

まーたる、もう夜勤業務は無理……(T_T)

 

 

激務で腰を痛めてしまい、今でもまだ完治していない腰痛。

 

夜勤業務だけでなく、日勤業務だって体力使います❗️

 

入居者様が認知症の方であれば、意志の疎通は難しく、高齢者特有の頑固さであったり、加齢による性格の変化が現れる方もいらっしゃいます。

 

スタッフも日々の激務に追われて、イライラが募るのは当然です。

 

 

だけど。

 

 

だからといって虐待するなど言語道断‼️

 

 

ニュースになっていた有料老人ホームで虐待を受けた90代女性は、乱暴にベッドに寝かされ着替えの時にはズボンを履かせてもらえず、挙げ句の果てにはスタッフからうるさいと言われていました。

 

身体にあざができたり、心痛めていたスタッフもいたのでしょう、虐待が行われているようだとの話があり、ご家族が隠しカメラをつけてみたところ、虐待が発覚したのだそうです。

 

高齢者施設での虐待のニュースが流れるたびに、胸がとても痛くなります。

 

虐待を受けていた女性の息子さんは、母が可哀想だと泣いておられました。

 

 

当然ですよね。

 

 

信頼していたスタッフから親が虐待を受けていたら、怒りと悲しみで泣きますよ。

 

私も自分の親が同じように虐待を受けていたら、怒りとともにショックで立ち直れないかもしれません。

 

 

本当は誰しも親を施設に入れたくないと思うんです。

 

親には元気で長生きしてほしい。

 

でも身体もだんだんいうことを聞かなくなり、いろんな病気、認知症を発症してしまったら、はっきりいって在宅での介護は難しいことが増えてくると思います。

 

ご家族にも仕事があり、生活があります。

 

自分たちのことも考えて、施設入所を選択することは苦渋の選択であるはずです。

 

それでも在宅で親の介護をしておられる方々はたくさんいらっしゃいます。

 

デイサービスに勤務していると利用者様だけでなく、ご家族の方々との関わりもあります。

 

家族によってそれぞれの介護の形がありますが、ご家族の皆さんの利用者様への真摯な思いには本当に頭が下がる思いです。

 

私たちデイサービススタッフは利用者様、そしてご家族が在宅での暮らしを楽しく継続していかれるお手伝いをするためにあります。

 

スタッフだって人間です、忙しかったりしんどかったりすると、時にはイライラしてしまうことだってあります。

 

でも笑顔でいなければ。

 

スタッフは介護のプロですから。

 

利用者様、入居者様のお世話をさせていただくことで、お金をいただき生活できるんです。

 

介護職は業務は忙しくて休みも少なく、おまけに給料も安いです。

 

でもそれは入居者様のせいではありません。

 

入居者様に自分のストレスをぶつけるなんて、絶対にあり得ません。

 

入居者様、利用者様のおかげで安くてもお金をいただいている。

 

自分は介護のプロである。

 

数週間であっても何年経ってても介護業界で働いていればもう、

 

 

みんな介護のプロ‼️

 

 

ご家族や周りからはそう見られています。

 

だからこそ、日々研鑽していかねば。

 

……でも現実はそうではないんですよね。

 

理想を持って介護士になっても、現実を知るとそのギャップにがっくりきて辞めていく人が多いのも事実で、常に人手不足の業界でもあります。

 

離職率が凄まじいです。

 

介護士を夢見て頑張る若者が社会に出て絶望することのないように、そして今、介護の仕事に携わっている全ての人が追い詰められず、もっと心に余裕を持って高齢者の方々と接していけるように、

 

 

政治家の皆さん、もっとよく現場を見てください‼️

 

 

訳の分からないことに大切なお金を使わないでください。

 

その資金、医療、福祉、児童のためにしっかり使ってください‼️

 

 

政治家のニュースを見るにつけても、腹が立って腹が立ってしかたのないまーたるであります

(; ̄ェ ̄)

 

 

なんだかまとまりのない文になってしまいましたが(´・ω・`)

 

どんな理由であれ、虐待はダメです❗️

 

相手の立場に立って物事を考えましょう。

 

そして自分を省みましょう。

 

介護の仕事は大変だけど、それ以上に得るものが大きい職業でもありますよ❗️

 

自分の親をより大切に思うし、人生の大先輩から言葉やその態度から教えていただくことが多いです。

 

認知症の方々はそれは無邪気な笑顔を見せてくださいます。

 

自分が成長できる職業だと思います(*´꒳`*)

 

これからこの介護現場はどう変わっていくのでしょう。

 

親も、そして自分も歳をとります。

 

入居者様も利用者様もご家族様も、そしてスタッフも。

 

 

みんな笑顔であってほしい‼️

 

 

子どもに介護の仕事は素晴らしいよ❗️やりがいあるよ❗️って力強く言いたいですもの❗️

ヽ(*^ω^*)ノ

 

未来は私たちの手で変えられる。

 

一人一人の心がけ一つで変えていける。

 

 

頑張るぞ💪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます(*´꒳`*)