おはようございます❗️
昨日は気温が上がったせいか11月も後半だというのに蚊が飛んでいて、季節感が全くないベープをつけたまーたるです。
今日も気温が高いのかな〜(; ̄ェ ̄)
秋はどこへやら❓( ̄▽ ̄;)
昨日、ローマ教皇フランシスコ様が来日されましたね。
カトリック教徒13億人の頂点にして偉大なる指導者であり、気さくな人柄から絶大な人気を誇るローマ教皇。
そのローマ教皇が我が故郷長崎に参られたのです❗️
母や姉からのLINEでは長崎は厳重警備だったようです。
それも当然ですよね、ローマ教皇ですからね
( ̄▽ ̄;)
ローマ教皇といえば私が幼稚園の頃、当時のローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が長崎に来られた時、旗を持って沿道にお出迎えに行ったことを思い出します(*´꒳`*)
(カトリック系の幼稚園に通っていました)
今回ローマ教皇が長崎を訪れたのは、教皇がある一枚の写真をご覧になったことがきっかけではなかったでしょうか。
ご存知の方が多いかと思いますが長崎は原子爆弾が投下された街です。
街の所々には防空壕の跡があり、原子爆弾で破壊されたまま残されている史跡もあります。
(実家の近くにも防空壕跡がまだ残っています)
異国情緒溢れる港街、観光の街、そして核爆弾によって破壊された街、それが長崎であります。
昭和20年8月9日、11時02分。
その地獄のような世界の中で撮影された一枚の写真。
『焼き場に立つ少年』
(ヤフーの画像をお借りしました)
一度はご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
息をしていない小さな弟を荼毘に伏す順番を、直立不動で静かに待っている少年。
私はこれほど悲しみに満ちた瞳を見たことがありません。
唇を噛みしめて憤りを必死に堪え、涙を堪えている子どもの表情を見たことがありません。
まっすぐにただ前を見据えて、少年の目には何が映っていたんだろう。
この写真を見て胸が張り裂けそうになりました。
戦争が生み出した光景の、なんて酷く悲しいことだろうと涙が出てきました。
ローマ教皇はこの写真をカードにし、
『戦争がもたらすもの』
という言葉を添えられ、世界中のカトリック教徒に配るように仰られたそうです。
私には二人の子どもがいます。
この世界で戦争が再び繰り広げられたなら、子どもたちがこの少年のようになってしまうのです。
絶対に嫌です。
どう考えても嫌です。
ニュースから流れてくる世界情勢を見るにつけても、不安要素がありすぎて、この少年の姿が脳裏をよぎっていきます。
未来は子どもたちにとって幸せに満ちた世界になるのか、またはその逆になってしまうのか。
どうなるのか決まるのは、まさに今にかかっているんですよね。
広島、長崎の高校生たちが平和大使としてバチカンのローマ教皇の元を訪れて、核爆弾の犠牲になった広島、長崎の声を聞いてほしい、命の尊さと平和の大切さを全世界に発信してほしいとお願いしました。
若い人たちがこうして平和な世界を求めて活動しているのを見て、なんだか申し訳なく思えてきました。
進む道を間違えないように先陣切って活動しなければならないのは大人の方なのに。
戦争のない平和な世界の実現のために一生懸命に活動する若い人たちに恥ずかしくないように、もう一度戦争について平和について考えて、襟を正して声を上げていくことが大切なんだと思いました。
自国の利益は大事、自国ファーストも当然大切。
でも自分たちばかりでは成り立たないのが人の道、人の生きる世界だと思います。
宝である子どもたちの未来にあの少年のような悲しみに満ちた瞳を溢れさせたくはありません。
国と国との関係でも、
『想えば想われる』
『お互い様』
の精神が広まらないのかなって思います。
甘い理想論なのかもしれないけれど、強く思うんです。
ローマ教皇が広島、長崎の地を訪れて、戦争の悲惨さと世界の平和を教皇ご自身のお言葉で全世界に向けて発信されることは、ものすごく意義があることです。
悲しみを必死に堪えて焼き場に立った少年の思いがローマ教皇のお言葉に乗り、どうか世界中の人々の心に届きますように。
少年の思いが、原子爆弾の犠牲になられた方々の思いが、誰もが平和に暮らせる世界に導いてくれることを願ってやみません。
私の声は小さな声で役に立たないかもしれないけれど、長崎に生まれた者として、被爆二世として、声を上げ続けていこうと思います。
私たちは平和な世界しかいりません。
爆弾に怯えず、飢えることのない、誰もが安心して暮らせる世界。
子どもたちの幸せな未来のために❗️
NO❗️戦争❗️
最後まで読んでくださりありがとうございます(*´꒳`*)