こんにちは。
今日はこちらは雨☔️
気温も低く肌寒い一日となっています。
この雨空のようにどんよりとした気持ちでいるまーたるです。
今朝仕事に行く前にコーヒーを飲みながらYahooニュースを見ていたとき、ある記事が目に飛び込んできました。
『チューリップ、約80万本が刈り取られる』
千葉県佐倉市にあるチューリップ畑のニュースです。
こちらのチューリップはそれは見事で、チューリップフェスタの開催を予定していたそうですがコロナウィルスの影響で中止となりました。
けれどチューリップ畑には自由に出入りができるため、駐車場を閉鎖してもその美しいチューリップを見学に来る人は多く、緊急事態宣言が出た最初の週末には約400人もの人が訪れたらしいのです。
管理者の方々はこのことを憂慮し、
チューリップが咲いていると人が集まってしまって、コロナウィルス感染が広がる可能性が高くなってしまう。
結果、管理者の方々は泣く泣く刈り取ったそうです。
80万本もの、色とりどりに美しく咲いているチューリップを。
記事を読んだとき、その無残な写真を見たとき、ものすごく心が痛んで涙が溢れてきました。
綺麗に咲いているチューリップに何の罪もないのに。
今までチューリップを大切に育ててきた管理者の方々の心痛を思うと、いたたまれず、すごく胸が苦しくなってきました。
外出自粛要請が出ているといっても、必要な買い物や通院、適度な散歩などはいいのだとテレビで見ました。
ただ人が集まるとそれだけ感染のリスクが高くなるので、人混みは避けましょうということですよね。
行動が制限されて息が詰まるようで、気が滅入るのもわかります。
美しいチューリップ畑、見に行って滅入った気持ちを和ませたい気持ちもわかります。
だけどそう思うということは他の人だって同じようにきっと思うはず。
人が集まるということは想像できたはず。
管理者の方々が丹精込めて育ててきたチューリップたちを刈り取るとき、いったいどんな気持ちで刈り取られたのでしょう。
残念だ、無念だというだけではおさまらない気がします。
きっと我が子同然のように育んでおられたと思うのです。
こんな悲しい決断に至らせてしまったのは、一重に一人一人の意識の低さが原因だと思います。
たぶんそんなに人はいないだろう。
いたとしてもちょっと見てすぐ帰ればいいよ。
予防もしてるし、そんなに罹るわけないよ、大丈夫大丈夫。
全国で日に日に感染者数が増え、コロナウィルスの恐ろしさがテレビで流れています。
感染すると自分だけではなく、周りの人も巻き込んでしまいます。
自分の考え一つ、行動一つで自分だけでなく家族や友人、周りの人達をも命の危険に晒してしまうことになる。
想像しましょう。
自分がもし感染したら、家族や友人、周りの大切な人たちを感染させてしまったらどうなるか。
想像しましょう。
私は想像するとものすごく怖いです。
絶対に感染したくないし、感染させたくない。
たとえ今生活が制限されていて気分が滅入る日々であっても、感染しないように予防を心がけ、自分にできることをやっていくしかありません。
いつか必ず終わりは来るし、美しい花だって生きていれば来年でも再来年だって見ることはできます。
生きていてこそです。
大げさなんかじゃなくて命を守る行動をするという、一人一人の意識をもっともっと高めていきましょう。
今日の雨は私の心の中みたいに冷たく降っていて、なんだか悲しみが詰まった雨粒のように思えました。
私も自分を省みて、さらに意識を高めていきたいと思いました。
千葉県佐倉市にあるチューリップ畑。
(写真はYahooニュースからお借りしました)
チューリップたちが泣いてる。
最後まで読んでくださりありがとうございます。