こんばんは(о´∀`о)
今日も暑い一日でしたね〜❗️(*≧∀≦*)💦
暑いけれどスカッとした気持ちの良い早朝の青空を見上げながら、76年前の広島も暑い朝を迎えていたのかなと思ったまーたるです。
今日は広島の原爆の日。
出勤中、車を走らせながら時計を見るとちょうど8時でした。
あの日、広島の朝も普段と変わらないそれぞれの日常が営まれていて、まさかあと15分後にその日常が一変してしまうなんて誰が思ったでしょう。
被爆地長崎に生まれ、子どもの頃から『戦争』を身近に感じ考える環境で育ってきました。
だから8月は特別な月。
広島を、長崎を、沖縄を思う月。
戦争で散られた数多くの尊い御霊に祈りを捧げ、平和を願い、いがみあうことのない、戦争のない世界に想いを馳せる月。
日本は世界で唯一の被爆国、どこよりも誰よりもその悲惨さ、平和の尊さ、平和の必要さを知っている国です。
その国のリーダーである首相が、広島の平和式典で原稿を読み飛ばしたというニュースを目にしました。
怒りという気持ちを飛び越えて、ものすごく悲しくなりました。
心はどこへいっていたのだろう。
そもそも首相は用意された原稿をただ読んでるだけ❓
今までの首相もそうだったのかな……。
たしかに今はコロナウィルスという未知のウィルスによって日本はもとより世界が混乱している中、日本のリーダーとしていろんな政策の舵を取らなければならず疲れているのかもしれません。
目は虚ろだし、言葉もうまく話せてない気がするし……。
それでも、一国のリーダー、首相なんですよね。
それに疲れているのは皆同じだし。
それぞれがそれぞれの場所で一生懸命に生きているんですから、首相だから、政治家だから特別ってわけではないと思います。
コロナ禍でのオリンピックも開催中で、さらに疲弊しているというのかな。
いろんな政策が出る中で国民皆さんどう感じていらっしゃるのかわかりませんが、少なくとも私は混乱しています。
この先生活はどうなってゆくのか、世界はどうなってゆくのか不安ばかり。
なんだか感情がごちゃごちゃになってるまーたるです(T_T)
でも、コロナ禍でもオリンピックが開催されていても、この祈りの日だけは変わらぬ想いで迎えたい。
今日デイサービスの利用者様が仰っておられたこと。
「近所に住んでいたお兄ちゃんが特攻隊で出撃したんだよ。
片道分の燃料しかない飛行機に乗って、自分が弾になっていくんだ。
戦争は人間が人間でなくなるんだよ。
戦争は酷い、もうあんなことはやっちゃいけない」
戦争を体験した世代が年々少なくなってゆく中、私たちはその言葉を、想いを受け継いで次世代に繋げていかねばと思いました。
人は皆、幸せになるために生まれてくるんです。
幸せな人生を全うするために。
戦争を体験した世代ではないけれど、想像することはできます。
もしあと15分で自分の日常が、一発の核爆弾によって一変してしまったら❓
大切な人が特攻隊として敵艦へ突撃することになったなら❓
想像したらどうすればいいのかわかるはず。
想像しましょう。
いがみあうことのない、みんなが幸せに生きていられる世界を想像しましょう。
身近な人へ思いやりの気持ちを持って接することができたなら、たとえ小さなことであったとしてもみんながみんな想い合う気持ちを持てたなら、それは絶対に大きな輪になって世界に広がってゆくと思うんです。
夫には人間はそんなに善良じゃない、甘いって言われるけれど。
それでも私は人間の善良を信じたいし、自分はそうありたい。
自分の周りという小さな世界であっても、全てのことに感謝して思いやりの心を持って生きていきたい。
それが戦争で尊い命を散らさなければならなかった先人の方々へ、平和な世界を誓うことの一つになるのではないかと思うのであります。
一秒後、一分後、一時間後、日常が当たり前に続いてゆくとは限らない世界に生きているんだという思いが、平和への願いをさらに深め、静かに祈りを捧げる原爆の日でありました。
76年前の朝もこんな晴れた青空だったのかな。
空の上にいらっしゃる尊い御霊は、今の日本、今の世界をご覧になって何を思われていらっしゃるのでしょう。
みんなで平和な世界に生きるために、自分にできることを自分の言葉で、心で、行いで表してゆきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございます
(*´꒳`*)