まーたる日記

米津さんLOVE❤️のブログ初心者です(^з^)-☆見た目問題当事者の視点から「見た目問題」について綴るとともに、まったり日常で思うことを書いていきます(*´꒳`*)よろしくお願いします(*´∀`)♪

見た目問題は世界でも(´・_・`)

おはようございます。

 

10月に入ったのにまるで夏のような暑さ❗️

 

いったい秋はどこへ行ったのかと気温の変化に目が回ってしまうまーたるです(@_@)

 

 

昨日ヤフーニュースを見ていたら、ロシアに住む二歳のある女の子の記事が載ってありました。

 

頭蓋骨変形という病気で生まれた女の子は、他の子よりもおでこが広く見えて、手足の指も融合して変形しています。

 

親御さんが保育園に入園を申し込んだ際、保育園は入園を拒んだそうです。

 

その理由が、

 

 

『 他の子たちが怖がるから 』

 

 

経済的に手術をすることが困難な両親に、きちんと手術をするように言ったといいます。

 

その時の親御さんの気持ち、どうだったんだろう……。

 

親の立場から考えても子どもが受けた偏見と、自分たちが子どもにしてあげられないもどかしさを含んだ親御さんの沈痛な思いに心が痛みました。

 

 

私もこのロシアの女の子と同様のことが昔ありました。

 

私が小学校に上がる時、母は私を特別学級に入れてはどうかと言われたといいます。

 

私は口蓋裂という病気でさらに顔面裂傷もあり、上顎が裂けているために空気がもれて上手く発音することができませんでした。

 

大学病院の先生との『言葉の訓練』のおかげで、今でこそ生活に支障のない程度の発音で話すことができますが、当時六歳だった私はまだまだ上手く発音できていませんでした。

 

加えて顔には大きな傷もあって目の大きさも違う。

 

発音も上手くできず聞き取りづらい私の声。

 

学校の先生方は周りの子どもたちと一緒に学校生活を送るのは無理なのでは、と思ったのかもしれません。

 

それに対し母は学校に乗り込んで、

 

「発音は今病院で一生懸命に訓練しているのでこの先ちゃんとできるようになります。

ただ顔に傷があるだけです。普通学級に通います」

 

ということを言ったと聞きました。

 

このことを聞いたのは実は大人になってからでした(^_^;)

(いろいろ訊かない私も私なんですけど、母も訊かれなきゃ言わないタイプなんで、大人になってから知ることが多々ありました( ̄▽ ̄;))

 

たしかに発音はマズイところはあるけれど、身体は至って健康です。

 

訓練で上手く話せてきてもいるのに、なぜ特別学級に入学しなければならないのか、親として納得がいかなかったと母は言いました。

 

私はロシアの女の子の記事を読み、同じようなことがやはりあるんだなと思いました。

 

他の子たちが彼女を怖がるということは、それは子どもたちが彼女の病気のことを知らないからだと思います。

 

子どもたちは純真無垢です。

 

不思議だな、おかしいなと思ったことにはダイレクトにその感情が現れます。

 

知らないから、わからないから遠巻きに眺めたり攻撃したりもする。

 

だけどちゃんと病気のことを理解していたら、そうはならないと思うのです。

 

小さな子どもに難しい病気のことを理解しなさいと言っても無理だと思うかもしれません。

 

でもどんな小さな子どもにだってその子にわかるように説明すればちゃんと理解できるんです。

 

私の体験から一つお話しますねヽ(*´∀`)

 

 

子どもの成長は早いので、毎年一回夏休みには入院していたのですが、それは私が小学五年生の夏のこと。

 

当時担任の先生がクラスメイトからの手紙を持ってお見舞いに来てくださいました。

 

クラスメイト全員ではありませんでしたが、中には顔の傷をからかってくる子もいたり、私にとってクラスはそんなに居心地のいいところではありませんでした。

 

担任の先生は大学卒業したての熱血先生で、とてもパワフルな先生でした❗️

スクールウォーズという昔流行ったドラマの先生のような❗️わかった方は同世代ですね(^_−)−☆)

 

手紙を書く時にその先生はクラスメイト全員に、私の病気のことを話してくださったのです。

 

病気のせいで顔に傷があること、発音が上手くできないこと、そのためにからかわれている私の気持ちなどを丁寧に話してくださいました。

 

先生が帰ったあと包みを開けるとクラスメイト全員からの手紙が入っていて、私は一枚一枚それを読みました。

 

 

病気のことを知らなかったよ。

 

ひどいこと言ってごめんね。

 

手術痛いけど頑張ってね❗️

 

 

どれも温かな言葉で溢れていました。

 

いつもからかってきた子の手紙にも同じようなことが書いてあり、それ以来私への接し方が変わり始めたのです。

 

腫れ物に触るでもなく、ごく普通になったというか。

 

子どもは大人ができないことを自然に行動に移すことができる才能を持ってるんです。

 

ほんとに素晴らしい(*´꒳`*)

 

だからロシアの女の子もそうです。

 

他の子だって彼女の病気のことをちゃんと理解できる。

 

必ず受け入れられる。

 

彼女の周りの大人たちが彼女が得られる友達との新しい世界の扉を閉めてしまうようなことがあったら、彼女も他の子たちにもすごく不幸なことだと思います。

 

大人には難しいことを子どもたちはいとも簡単にやってのけます。

 

病気のことを知れば、ああ、だから傷があるんだねと理解して納得し、その先を見て歩くことができる。

 

 

病気のことを知ってもやはり奇異の視線を投げてきたり、心無いことを言う人もいますが、そこはその人の心の問題だと思っています。

 

考え方、感じ方は十人十色。

 

まずはその人の病気のことを知ってほしい。

 

その先どう思おうと感じようとそれは自由ですが、知ってもらっているのと知られないでいるのとでは、全然違うんです(*´꒳`*)

 

 

ロシアの女の子が保育園に入園し、たくさんの友達と新しい世界を楽しんで、自分の人生をハッピーに生きることができますようにと祈ります。

 

 

 

当事者だって考え方は十人十色。

 

私はいろんな病気があること、傷があったってそんなに特別なことじゃないことを知っていただけたらなと思ってこうしてブログに書かせていただいています(*´∀`*)

 

 

顔に傷はあっても心はピカピカです❗️

 

 

 

人生楽しくなきゃねヽ(*^ω^*)ノ

 

 

 

 

 

 

 

見た目問題当事者として思ったことを書いてみました。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます(*´꒳`*)