まーたる日記

米津さんLOVE❤️のブログ初心者です(^з^)-☆見た目問題当事者の視点から「見た目問題」について綴るとともに、まったり日常で思うことを書いていきます(*´꒳`*)よろしくお願いします(*´∀`)♪

読書の秋だよ♪(´ε` ) (小説編)

おはようございます( ^ω^ )

 

朝のゴールデンタイムをまったり過ごしているまーたるです。

  (今朝は昨日購入した米津さんの「馬と鹿」を贅沢なBGMに、二重アゴをしめるマッサージです(*´∇`*) )

 

 

秋にもいろいろありまして(*´∀`)♪

 

今回は読書の秋・小説編です。

  (やはり偏りがあるかもです(^_^;) )

 

では、

「まーたるが選ぶあなたにオススメしたい小説はコレだ❗️ベスト5❗️」

 

 

第5位(・∀・)

 

神様のボート          江國香織

 

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ある母娘のお話ですが、じっくり読むとけっこう狂気に満ちてる物語です。

骨ごと溶けるような恋の果てに手に入れた宝物の娘を連れて、消えてしまった最愛の人を待ち続けるんです。

一定の場所に馴染んで埋もれてしまうと、もう会えなくなってしまうからと繰り返される引越しに、成長していく娘は次第に安住という安らぎを求めて、母娘の心はすれ違っていく。

二度と会えないかもしれない行方知れずの男を待ち続けるって、一途な想いと言えばそれまでですが、子どもがいるとなると自分の想いを貫くには相当の覚悟が必要じゃないでしょうか。

覚悟が狂気に感じでしまい少し怖いわ〜と思いながら読みました。

江國さんの柔らかな表現力がさらに静かな狂気を際立たせている一冊だと思います(^_^)

 

第4位(^ω^)

 

天璋院篤姫(上・下)        宮尾登美子

 

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大河ドラマでも宮崎あおいさん主演で放送されて注目を集めた、徳川家十三代将軍徳川家定正室天璋院篤姫の物語です。

篤姫は鹿児島の大名島津家の分家の生まれですが、持ち前の明るさと聡明さが当主島津斉彬の目に留まり、養女からついには将軍家の正室になります。

側から見ればシンデレラストーリーですね(╹◡╹)

けれどその華やかさの裏には時代の波に翻弄され、傷つきもがく篤姫の姿がありました。

そんな中でも将軍家の正室であるという誇りを胸に、毅然と立ち向かう篤姫の姿に女性の芯の強さを感じられる一冊です。

幕末期の情勢や出来事なども詳しく書かれており、大奥の様子も知ることができます。

日本史で特に幕末が苦手な学生さん、これ読むと当時の流れが掴めるかと思います^_−☆

 

第3位(*^◯^*)

 

沈黙          遠藤周作

 

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私は学生時代、キリスト教の学校に通っていました。

朝と帰りに聖書を読み賛美歌を歌い、神様の教えや信仰というものに触れることが多かったように思います。

当時は神様にお祈りしてもはっきりとした返事はくださらないし、なぜ人は神様を信じるのだろうと不思議に思っていました。

大人になった今は、神様は心の声をたしかに聞いてくださっていると確信しています(*´꒳`*)

キリシタン禁制の厳しい日本に渡った司祭ロドリゴが見た信者たちの悲惨な姿に、神様の慈悲はあるのかと考えさせられます。

信仰ってなんだろう、信仰は人をどう導いてくれるのかと考えながら読んだ一冊です。

人の心は強くもあり弱くもありますね。

 

第2位(^_^)☆

 

悲愁中宮          安西篤子

 

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この本は私が中学二年生の時に買ったものです。

 (端のほうがもうボロボロです(^_^;) )

私は日本史が大好きで、学生の頃は特に平安時代に興味がありました。

源氏物語枕草子は言わずもがな有名な書物ですね( ^ω^ )

陰陽師も大好きです(o^^o)

  (野村萬斎さん、素敵(*´∀`*) )

この本の主人公は一条天皇中宮正室のような立場)藤原定子に仕える左京という若い女房です。

平安時代は雅で優雅でありながら、同族、兄弟でも権力闘争を繰り広げる激しい時代でもありました。

藤原定子もまた権力闘争の渦に巻き込まれて、儚くも散った薄幸の姫君であります。

じわじわと真綿で首を絞めていくように定子の一族に苦難が降りかかる、そんな中でも定子は夫である一条天皇の愛を頼りにするわけですが……。

平安時代の宮中の雅で風流な様子とともに、ドロドロした権力争いが書かれています。

愛を信じるのも生半可な気持ちじゃできないなぁと、一条天皇と定子から感じましたσ(^_^;)

安西篤子さんの文章もとても読みやすくて、当時中学生だった私にでもスイスイと頭に入ってきましたので、興味はあるけど読むのはちょっとって方でも大丈夫だと思います❗️

 

第1位♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

 

穢土荘厳(上・下)            杉本苑子

 

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日本史の中でも飛鳥時代から天平時代にかけての頃が大好きです。

そして光明皇后が大好きです(*´꒳`*)

奈良の東大寺の盧遮那仏を作られた聖武天皇正室ですね。

教科書にも載ってますね(*'▽'*)

権力者の藤原不比等の娘に生まれ聖武天皇に嫁ぐのですが、これがまた権力闘争の激しい時代なんです(><)

平安時代は藤原一族同士で争いが多かったのですが、この頃は天皇家vs藤原一族みたいな。

どちらが覇権を手にするか、というようなことですね。

光明皇后が好きなのですが、この本の主人公は藤原一族と敵対して描かれている皇族長屋王邸に仕える夏雄という名前の男であります。

主人である長屋王家と藤原一族との抗争に嫌でも巻き込まれていく中で、胸に芽生えた淡い恋心も絡んで、かなり読み応えのある本です。

人の心の裏は本当に計り知れないなと思います。

歴史小説の中で一番好きな本です。

杉本苑子さんの表現力はすごいなと改めて思い、恥ずかしながら私も小説を書いている(趣味ですが、夢は書いた小説が本屋に並ぶこと

(●´ω`●)  )身として、もっと表現力を養わないと❗️と思わせられた一冊です(*´꒳`*)

 

 

 

おまけヽ(*´∀`)

 

ペコロスの母に会いに行く      岡野雄一

 

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これは小説ではないのですが、私の故郷長崎を舞台にした認知症の母とその息子さんの少し切ない、でもほっこりした漫画です。

赤木春恵さん主演で映画化もされました。

赤木春恵さん、「渡る世間は鬼ばかり」での意地悪姑の役が有名ですが大女優さんでしたね〜(*´꒳`*)

ペコロスさんが認知症のお母さんに会いに行くと、忘れていることが多いのにここって時に記憶が繋がって、ほっこりした親子の場面を見ることができます。

最近のことは忘れても、昔の思い出はずっと消えずにいる。

そのことが周りをあったかくしてくれることもあります。

この一冊でそのことを強く感じました(*´꒳`*)

あと、セリフが全部長崎弁なんです❗️

それもまた私の心をあったかくしてくれた、そんな一冊なのであります。

 

 

時々無性に本を読みたくなる時があります。

そういう時は自分の知らない世界を旅して、新しい風を吹かせたい時なのかもしれませんね

(*´∀`*)

 

 

 

皆さんはどんな物語の中を旅しますか?(*´꒳`*)

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます(*´꒳`*)